本当に良い音とは?高音質と言われるイヤホンやスピーカーで、音楽などを聴くと疲れる理由

スピーカーやイヤホン、ヘッドホンなどのキャッチコピーには「高音質」と謳われている製品で溢れています。

しかし実際に製品を手に取って使ってみると、「本当にこれが良い音なの?」という状態がほとんどです。

良い音とは、聴いているだけで気分が良くなり、ずっと聴いていたくなるような音質のことです。

「ずっと聴いていたくなるくらい良い音」を出してくれる製品は、存在しないのでしょうか?

否!
本来、どんな音響製品にも「良い音」を出すポテンシャルは備わっています。

人間が「心地良い」と感じる音には、黄金律が存在します。

しかし各音響製品にあらかじめ設定されている音色は、その黄金律とはかけ離れたものになっているため、満足できない状態になってしまうのです。

目次

黄金律があるなら、なぜ各メーカーはその音色にしないの?

黄金律が出るようしてしまうと、全てのメーカー、全ての製品で似たような音質になってしまいます。

特徴が無くなってしまい、「どれでも一緒じゃん!」となってしまうからだと、僕は考えています。

聴き心地の良い音を追求するよりも、無理やり音色をいじって個性的な音にした方が、覚えてもらいやすいですね。

その結果、試聴した時は「良い音だ!」と感じても、いざ日常的に使ってみると聴き疲れしてしまうということになってしまいます。

そして「もっと高いやつなら良い音のはず」となり、負の連鎖が始まってしまいます。

ユーザーにとってはたまったものではありませんね。

音質に影響を与える要素

音質に影響を与えている大きな要素は「音色」で、音色の影響が7割〜8割くらいを占めています。

音色に影響を与える要素は大きく分けて

①再生されるソースが持つ周波数特性(音楽CDなど、マスタリング時にチューニングされる)

②再生するソフトが持つ(Spotify、YouTube、Amazonミュージックなど)周波数特性

③スピーカーやイヤホン、ヘッドホンなどが機種ごとそれぞれ持つ周波数特性(メーカーが開発時にチューニング)

主にこの3つの要素が掛け合わさって音色が作られています。

スピーカーの場合は、これに部屋の反響具合なども関係してきます。

機器の材質や大きさなども関係してくるのですが、音色が一番重要な要素です。

黄金律を再現するには

3つの要素が掛け合わさるので、何もしていない状態で聴き心地の良い音になることは、奇跡に近い確率になってしまいます。

実際に何もしていない初期設定の状態では、耳に刺さるような高い音や、不自然にボワボワする低い音など、過剰に強調されていることがほとんどです。

そこで「イコライザー」機能を使って、音の味付けを整えます。

スマートフォン(Onkyo HF Player)
ノートパソコン
カーナビ

機器などによって様々なイコライザーがありますが、基本的な調整方法は同じです。

空気が振動する最終段階で、耳にとって聴き心地の良い音に変えてしまえば良いのです。

音色は料理の味と一緒

料理にも、美味しいと感じる「旨味成分」があるように、音色にも旨味成分的なものがあります。

一般的に多くの人が「美味しい!」と感じる味付けは、黄金律がありますよね。

音質でもそれは共通しているので、そこの黄金律に音色を調整してあげるだけで驚くほど聴き心地が良くなり、音質が劇的に改善します。

どんな製品でも聴き心地の良い音は再現できますが、料理も良い素材を使えばより美味しくなるように、音響機器も質の良い材料を使っている製品はより良い音になります。

しかしどんなに良い材料を使っていても味付けがお粗末だったら、食べられたものではありません。

どれだけ高い製品を買っても、満足いく音質にならないのはこれが原因です。

逆に質の良い音響製品で音色の味付けをしっかり行えば、とてつもないポテンシャルを発揮してくれます。

まとめ

高い製品さえ買えば、良い音質は手に入ると思われがちですが、実際は全くそんなことはありません。

むしろ安価でも音色を整えた製品の方が、何もしていない高級機よりもはるかに良い音が出てしまいます。

良い音で音楽などを楽しむためには、絶対にイコライザーで音質調整をする必要があります。

面倒くさい!といって避けていては、音楽などを聴くたびに耳にストレスが掛かってしまい、消耗していってしまいます。

聴いていて疲れるなら、やがて積極的に音楽を聴きたいと思わなくなっていってしまいます。

それなら、最初から聴き心地の良い音が出る製品を作ってよ!という気持ちはごもっともです。

しかしメーカー側も、自社の製品を特徴的な音にしないと覚えてもらえず、売上を立てることができなくなってしまいます。

なので、ユーザーサイドで聴き心地の良い音にチューニングしてあげる必要があります。

音響製品は楽器の様なものと割り切って、楽器を調律するつもりでスピーカーやイヤホン、ヘッドホンをチューニングしてみてください。

「チューニングとかめんどくさ!」という方には、僕も使用していて、自信を持っておすすめできる商品を紹介したいと思います。

Victorの木製イヤホンは、材質に木を多く使っているので、初期の状態でもかなり聴き心地の良い音が出るように作られています。完全ワイヤレスで、ノイズキャンセリングも搭載しています。

※それでも音質調整は行なった方がより良い音で楽しめます。

使用感などについてはこちらの記事をで紹介しているので、ご覧ください。

定義の曖昧な「高音質」というキャッチコピーに騙されないように、気をつけてくださいね!

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