今まで、フロントスピーカー(前方に位置する左右のスピーカー)がRUBICONシリーズだったにも関わらず、センタースピーカーは予算の都合で渋々グレードを落としていました。
しかし今回、満足度・精神的な豊かさのためにも、この度思い切って購入することにしました。
グレードアップした結果音質が飛躍的に向上し、より透き通るような音色になりました。
センタースピーカーは、ホームシアターの中でもかなり重要な役割を担うスピーカーです。
カラーは、フロントスピーカーのRUBICON5と合わせてブラックを選択しました。
RUBICON VOKALの特徴
センタースピーカーは一般的にセリフやボーカルなどの音声を担当しますが、再生される音の情報量が多いのが特徴です。
OPTICON VOKALと比べてサイズは一回り大きくなり、ウーハーと呼ばれる低い音の出る部分が2つに増えています。
ネットを外したときも左右対称なので、見た目のバランスも良いですね。
OPTICON VOKALとRUBICON VOKALのサイズ比較です。
「横幅」435mm→581mm(+146mm)
「高さ」201mm→197mm(-4mm)
「奥行き」312mm→400mm(+88mm)
「重さ」8.8kg→13.8kg(+5kg)
ウーハーが増えた分「横幅」と「重さ」が特に大きく変わっています。
買い替えに至った理由
良いスピーカーが欲しかった、これにつきますが…もう少し掘り下げて説明します。
①音質の向上
音は空気の振動に過ぎないはずなのに、値段とスピーカーの音質は概ね比例します。
特に10万〜100万円くらいまでの価格帯はコスパの良い製品が多く、ずっと聴いていたくなるような良い音が出ます。
また、質の良いスピーカーから出る音は、高いスピーカーなんだから良い音が出るはずだ、というバイアスが脳に掛かるので、より良い音に聴こえます。
②デザイン性の高さ
見た目の美しさも、価格と比例します。
デザイン性の高いスピーカーはインテリアとしても威力を発揮します。「そこにある」というだけで部屋が映える空間になります。
特にDALIのスピーカーは、北欧らしい洗練されたデザインも魅力の一つです。
③「良いスピーカーを持っている」という満足感
質の良いものが手元にあって、嫌な気持ちになる人はいません。
価値のあるものは所有しているだけでも満足度を高めてくれて、その場にいるだけで「テンションの上がる空間」を作り出してくれます。
「良いスピーカー」も例外ではなく、存在しているだけでも満足感を高めてくれます。
以上が、グレードアップに至った主な理由です。
設置
ピアノブラック仕上げなので、鏡のような光沢で高級感があります。
素手で触るとすぐに汚れが付いて目立ってしまうので注意が必要ですね。
背面には空気を取り込んで低音を強化するポートと、スピーカーケーブルを繋ぐ端子があります。
設置場所はOPTICON VOKALがあった場所にそのまま置いて、センタースピーカー用のスタンドもそのまま使っています。
スピーカーのサイズが一回り大きくなっていますが、問題なく設置できました。
OPTICON VOKALは木目調の色合いだったので若干違和感がありましたが、これでフロントスピーカーとも色が揃い、統一感が向上しました。
実際に使用してみて
OPTICON VOKALと比べて、再生される音声がより繊細になり、生々しさに磨きがかかりました。
セリフやボーカルなどの人の声がよりくっきりと綺麗に聴こえるので、ずっと聴いていたくなる音で聴けます。
安い買い物ではありませんでしたが、良い買い物ができました。
まとめ
センタースピーカーは、ホームシアターにおいてとても重要な役割を担っているので、奮発する価値があります。
今回購入したRUBICON VOKALは、価格だけを見れば中々の値段ですが…とても良い買い物だったと思えるスピーカーです。
良いスピーカーで視聴する映画やアニメ、音楽といったコンテンツは、テレビやスマホの内蔵スピーカーとは比べ物にならないほどクオリティを高めてくれます。
ホームシアターは、映画館での体験を自宅でそのまま可能になるような、最高のツールです。
質の良い製品を準備すれば、もはや映画館そのものと言っても過言ではありません。
ホームシアター、ご自宅に取り入れてみませんか?
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