プロジェクターの投影用にスクリーンを購入したいけど、取り付けって自分でできるの?
スクリーンを取り付ける時ってどんなことに気を付ければ良いのかな?
壁の材質は石膏ボードだけど、スクリーンって結構重たくない?
この記事を読むと、スクリーンの取り付け方や注意点などが分かります。
150インチのスクリーンを購入
少しでも大きな画面が良かったので、10畳間の横幅ギリギリのサイズを選びました。
サイズは150インチで手動巻き上げ式、取り付け要領は壁掛けで設置しました。
天井も石膏ボードでできており、骨組み部分の下地も良い位置になかったので、天吊りは不可能でした。
完成形はこのような感じになりました。
液晶テレビでは出せないサイズ感で、もはや映画館。
スクリーンの下にあるのは、500mlの空き缶です。
ちなみに部屋の横幅は約4.3メートル、スクリーンの幅は約3.4メートルです。
スクリーン画面から視聴位置との距離は3メートルちょっとなので、この距離だと一般的に言われている最適なスクリーンサイズは110インチくらいになります。
しかし先述の通り、せっかくなら少しでも大きな画面が良いと思ったので、150インチを選択しました。結果は大正解。
使用するスクリーン
今回購入したスクリーンは「シアターハウス」さんのチェーン巻き上げタイプ「BCH3322WEM-H2300」という製品を選びました。
150インチになると、幅約3.4メートル、電動でなくても重さは約11kgとかなり大型になってきます。
取り付け前の本体です。サイズ感比較のため、右側に500mlの空き缶を置いてみましたが、超ド級っぷりがお分かり頂けるでしょうか。
取り付け要領
一般的な家の壁は強度の弱い石こうボードを使用していることが多く、直接壁に取り付けるとスクリーンの重さに耐えきれず、抜け落ちてしまいます。
このサイズ、重量の物が天井付近から落ちてくると、大怪我は必至です。
そこで、今回は石こうボードの下地(木の骨組み)に補強板を取り付け、その補強板にスクリーンを取り付ける手法で設置していこうと思います。
取り付け準備
木材の準備
ホームセンターで、幅4m、高さ10cm、厚さ12mmの木材を買ってきました。
4mって、木材長過ぎ!ミニバン(ステップワゴン)に入らない!
レンタル軽トラを借りて家まで運ぶハメになったので、自宅とホームセンターを2往復。おかげで取り付けに使える時間を大幅にロス。木材自体は1000円もしなかったのに、、、悔しい。
何としても今日中に取り付けまで終わらせたいところなのですが…
気を取り直して、家の壁紙と馴染むように、白のラッカースプレーで塗装していきます。
塗料が地面に付いてしまうと中々落ちないので、段ボールなどを敷いた方が良いですね。
下地探し
次に、石こうボードの骨組み部分を、下地チェッカーを使って探していきます。
先端に針が内蔵されていて、押し付けると壁に押し付けると飛び出します。
下地が無い部分には、手ごたえ無く奥まで刺さります。
逆に下地の木材部分には針が刺さらず、途中で止まります。
12mmのメモリで針が止まったので、我が家の石膏ボードの厚さは12mmになります。
下地の位置が分かったら、両端をマーキングします。赤線の中が木材の骨組みが入っている範囲になので、この中ならネジが効きます。
合計5ヶ所分の下地をマーキングし、スクリーンの幅をカバーできるようにします。
取り付け
補強板の取り付け
マーキングした下地の位置に、補強板を取り付けていきます。壁の上端と隙間ができないように、木材を上に押し上げながらネジで止め。
ぼっちな僕には地味にきつい作業です。
マウントの取り付け
補強板が取り付け終わったら、スクリーンをはめ込む用の金具、マウントを付けていきます。
マウントは3個あるので、均等になるように取り付けます。
スクリーン本体の取り付け
取り付けたマウント部分に、スクリーン本体をはめ込めば完成です。
ここでぼっちへの洗礼再来。
11kgくらいならイケるだろうと、1人で取り付け作業を行っていました。
ところが案の定…ガシャーン!!スクリーンの重さに耐えきれず、5回くらい床に叩きつけました。
スクリーンの取り付けは、2人以上で取り付けることをお勧めします。
電動タイプにしていたら更に重くなっているので、到底取り付けられなかったと思います。
それはそれとして、操作方法はとってもカンタン。右側のチェーンを回すことで、上げ下げが可能です。
次回は、この巨大スクリーンに投影するプロジェクターを設置していきます。
※2022年12月現在、電動スクリーンに切り替えました。
手動スクリーンの購入を検討されている方は、今回僕が購入した製品をおすすめします。
取り付け時に使用する下地探しはこちらです。
スプレーで塗装が必要な方はこちらからどうぞ。
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