150インチスクリーンの導入の際に、視聴環境を縦長から横長に変更したことで、真ん中に大きく空間が空いてしまいました。
左右のスピーカーが3.5m以上離れていて、音声に違和感があります。
そのせいかセリフが聴き取り辛くなっていたため、センタースピーカーを導入、追加することにしました。
センタースピーカーとは
センタースピーカーとは、主に映画などを観る際にセリフを再生し、聞き取りやすくするスピーカーのことです。
その名の通り、画面の中央に配置するのが一般的です。
これだけぽっかり空いてしまってたら、違和感が出てもおかしくなさそうですね。
センタースピーカーを使用するメリット
セリフが聞き取りやすくなる
映画館っぽさが増す
セリフが聞き取りやすくなることで、より一層コンテンツにのめり込むことができるようになります。
また、真ん中にもスピーカーがあることで存在感が増し、映画館のような雰囲気が増大します。
重要なのは効果を実感できる実用性!
見た目はオマケです。
センタースピーカーを使用するデメリット
①場所を取る
大きさも様々なものがありますが、設置する以上ある程度場所は取ってしまいます。人によっては圧迫感を感じる方もいるかもしれません。
②コストが掛かる
本体、接続するスピーカーケーブルの購入費用、故障した際の修理、買い替えなどの費用が追加で発生してしまいます。
③設置、配線の所要が増える
テレビ用のラックなどを使用する場合はそこまで手間はかかりませんが、壁掛けにする場合はDIYが必要になったりします。
選んだスピーカー
悩んだ結果、DALIのOPTICON VOKALというスピーカーにしました。
再生周波数は47Hz~32kHz、幅は435mm、高さ201mm、奥行き312mmで、重量は8.8kgです。
メインで使っているスピーカーは、DALIのHELICON 800というスピーカーなのですが、グレード的にはその1個下になります。
HELICONシリーズのセンタースピーカー、HELICON C200も中古で販売されていたのですが、重量とサイズが大きすぎて、部屋を圧迫し過ぎてしまうと思ったので、一回り小さいOPTICON VOKALを選びました。
センタースピーカーが綺麗な音を出せないと、コンテンツの質が著しく落ちてしまいます。
開封
梱包の段ボールも、中々のサイズです。
重厚感があり、かなりしっかりした作りになっています。
サランネットを外して撮影しようとしたのですが、「パキンッ!」という軽快な音が。
購入早々、サランネットのダボが1ヶ所ポロリゲス。
中古のスピーカーの、ダボが折れている率が高い理由が分かりました。
センタースピーカーの取り付け予定位置は、スクリーンの真下に配置しようと思います。
購入した資材
取り付け用の金具は厚さ4mmの物を用意していたのですが、2本では強度が足りず垂れ下がってしまいました。
スピーカーの重さが9kgと、結構どっしりしているので金具2本では負けてしまいますね。
そこで、同じものを追加で4本用意して、1本あたりに掛かる負担を分散します。
ラッカースプレーで4本とも白く塗装。
棚受けの取り付け
取り付けは、長女が手伝ってくれました。
うーん、ものすごくダサい。
板とスピーカーを置いたら見えなくなるので、良しとしよう!
棚板の設置
ここで1つ問題が発生。
板の固定にネジを使うと板から飛び出してしまい、スピーカーを傷つけるor下から飛び出たネジで怪我してしまうという問題が判明しました。
かといって固定せずに直置きだと、子供たちが触って落としたりする可能性があるので、なんとかして金具と板を固定しなければいけません。
そこで考えた苦肉の解決策は、耐震ゲルマットでくっつけるという荒技でした。
ダサさに拍車が掛かってます。
しかし、意外としっかり固定されています。
そんな対策で大丈夫か?
大丈夫だ、問題ない。
折れてしまったダボ(ピン)の修復
先回、サランネットを外した際に折れてしまったダボを、接着剤で修復します。
修復に使うのは、ギネス記録にもなっているみんな大好きアロンアルファです。
接着後、問題なくネットの取り外しもできました。
ダボはびっくりするくらい簡単に折れてしまうので、気を付けましょう。
意図的に折れやすく作っているのかと思うくらいです。
スピーカーの配置
配置する前に、付属のゴム足を取り付けます。
これを付けることで、滑りにくくなり、擦れて傷が付く心配もなくなります。
4隅に取り付けます。
実際に配置した状態がこちらです。
気持ち、垂れ下がってしまいましたが、2本で支えていた時より遥かにマシになりました。
ダサい金具の配置もこれなら分かりません。
スピーカーケーブルの取り付け
続いて、スピーカーケーブルを繋いでいきます。
ビックカメラで2000円ちょいで売っていた、JVC製の「CN-405A」というケーブルにしました。
スピーカーに繋いだのち、モールの中に通していきます。
AVアンプ側と接続したら、設置完了です。
おわりに
スピーカーが追加されたので、AVアンプに認識させるために設定を行います。
付属のマイクにセッティング用の音を聴かせるだけで、自動で設定は完了します。
センタースピーカーが追加されたことで、どんな変化があるか楽しみです。
次の記事はこちら
センタースピーカーの購入を検討されている方はこちらからどうぞ。今回紹介した製品は生産終了になってしまいましたので、近しいモデルになります。
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