イヤホンをお使いの上で、ワイヤレスの場合はバッテリーの劣化、有線イヤホンの場合はケーブルの断線、接触不良など、不具合は付きものです。
僕も5年以上使用していたBOSE製のイヤホン、BOSE Sound Sportsが、かなり渋い感じになってきたので、新しいワイヤレスイヤホンを購入しました。
新しいイヤホンを買い替える上でおすすめな機能は
・完全ワイヤレス
・ノイズキャンセリング機能
この2つの機能があると快適度が段違いです。
最近、Victorからこの条件を満たした木製イヤホンが発売されたので、買うならそれにすると決めていました。
木製イヤホンとは
木製イヤホンとはその名の通り、イヤホンそのものに木の素材が多く使われているイヤホンのことです。
振動して音が出る部分も木の板が使われているので、楽器の様な自然な音が楽しめます。
他社製のイヤホンは、振動して音の出る部分には紙や金属が使われていることが多く、木製を使用しているのは、世界中でもビクターだけです。
木製イヤホンの特徴は楽器のような自然な音が楽しめるので、聴き疲れしにくく、長時間聴いていても耳への負担が少なく済みます。
実際に使ってみて
パッケージのデザインです。落ち着いた、良い意味で渋いデザインですね。
もちろん充電ケース付き(充電約2回分)なので、出先でもケースを持ち運べば充電が可能です。
実際に聴いてみてすぐに「買ってよかった」と思えました。
自然な響きで、とても綺麗な音が出ます。さすがビクター。
エレキギターなどの電子楽器も、自然な響きに聴こえてしまいます。
ノイズキャンセリングもしっかり効くので、バスや電車の中などでも快適に使用できます。
いくつか欠点もあったので、併せて紹介します。
欠点
①他のワイヤレスイヤホンと比較して少し音が小さい
イヤホンに設定されている元々の音量が小さく、接続機器側の音量を大きめにする必要があります。
②耳から落ちやすい
普通のワイヤレスイヤホンより一回り大きいので、イヤーピース(耳栓の様な部分)がしっかり耳にフィットするサイズを使わないと、結構耳から落ちます。
ランニング中などに落として、側溝に吸い込まれたらジ・エンド。
僕は2番目に小さいイヤーピースがフィットしました。
その他には長所と短所、両方の面がありますが、タッチセンサーでの操作が多様な点があります。
イヤホンを指でタッチすることで着用したまま操作ができるのですが、10種類近くあって覚えるのが大変ですが、使いこなせればとても便利です。
欠点とは別ですが、バッテリーを長持ちさせるためにもイヤホン本体、充電ケース問わず頻繁に充電しないように気をつけましょう。
ちょっとしかバッテリーが減っていないのに、その度に充電してしまうとバッテリーの劣化を早めてしまいます。
ケースに戻すと自動で電源オフになりますが、それ以外でも左右のイヤホンを約3秒長押しで電源オフにできます。
このような充電ケースとイヤホン本体を別々で持ち運べる、しっかりしたイヤホンケースを別途用意するとなお良いですね。
タッチセンサー操作方法
左イヤホン
1回タップ⇨再生/一時停止
2回タップ⇨音量を下げる(2回目を押しっぱなしで素早く下げる)
3回タップ⇨音量を上げる(3回目を押しっぱなしで素早く上げる)
4回タップ⇨ノイズキャンセリングのON /OFF
5秒間触れ続ける⇨Bluetoothのペアリング
右イヤホン
1回タップ⇨外音取り込み機能のON /OFF
2回タップ⇨次の曲へ
3回タップ⇨曲の先頭・前の曲へ
4回タップ⇨K2機能ON /OFF
電源ON /OFF→イヤホンに3秒間触れ続ける(左右共通)
慣れるまで少し掛かりますが、覚えたらとても便利です!
ハンズフリー通話操作
左イヤホン
通話に出る⇨1回タップ
通話を終える⇨1秒間タップ
着信の拒否⇨着信中に1秒間タップ
ミュート機能ON /OFF⇨通話中に1回タップ
右イヤホン
マスクモードのON /OFF⇨右イヤホンを4回タップ
スマホ・イヤホン通話の切り替え⇨5回タップ
有線タイプのウッドイヤホンと比較して
ワイヤレスタイプのHA-FW1000Tとは別に、有線タイプのHA-FX1100という木製イヤホンも持っています。
同じメーカーのウッドイヤホンでも、製品が違えば音質も結構違ってきます。
それぞれの聴き心地の良い音にするためのチューニングを比較しました。
スマホで聴く場合のイコライザー
また、再生する機器が違えばこれも音質が違ってきます。
MacBook Airで聴く場合のイコライザー
今回新しく購入したHA-FW1000Tの方が綺麗な音が出ますね。
お持ちの方や、これから購入を検討されている方がいらっしゃれば、参考にしてみてください。
総評
ランニングや雨天時の使用は不向きですが、欠点を相殺しても余りある性能と音質の良さがあります。
チューニングした後の音質は、生音・生演奏そのものです。
壊れるかバッテリーが昇天するまで使い潰すつもりです。
世界で唯一の木製ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン、ご購入はこちらからどうぞ。
ワイヤレスではない木製イヤホンもあります。
有線タイプの方が良い、という方はこちらからどうぞ。
せっかく良いイヤホンを買っても、落として壊れたり紛失してしまったら目も当てられません。
ワイヤレスイヤホンは精密機器なので、このようなしっかりしたケースに入れて持ち運んだ方が良いでしょう。
コメント