再生される音はガチ生演奏、ガチ生歌。
生々しさに全細胞が喜びに満ち溢れ、躍動しています。
もっと早く買えば良かった。
ヘッドホンの方が良い音で聴けるのは分かっていましたが、嵩張ってしまうので中々購入に踏み切れていませんでした。
「木製のイヤホン」の方は今までも使ってきて、極めて自然で疲れない音色がとても魅力的でしたが、「木製のヘッドホン」はさらに次元が違うレベルでした。
イヤホンよりヘッドホンの方が音の出る面積が大きいので、よりリアリティのある音で聴けます。
HA−SW01とは
今回購入した「HA−SW01」というヘッドホンは、JVC (Victor)が世界に誇るWoodシリーズ(木製)の密閉型ヘッドホンです。
パッケージもカッコいいですね。
発売年は2015年ですが、それだけ評価されているという証のロングセラー製品です。
ヘッドホンの外側だけでなく、音が出る内側にも木を使ってしまおうという斬新で画期的な発想から誕生しています。
木が音を出すので、もはや「楽器」に近いですね。
実際のヘッドホンの中の様子です。ハッキリと木の素材が確認できます。
専用のケースも付属しています。
世界中様々なメーカーが数多の製品を出していますが、木製のヘッドホンを作っているのはVictor(JVC )だけです。
実際に使ってみて
あまりの生々しい音に鳥肌が立ちます。
生々しさの秘訣は、木が持つ「程よい不規則性(ゆらぎ)」によるものでしょうか。
ずっと音楽を掛けっぱなしでこの記事を書いていますが、ずっと聴いていても、音量を上げても全然苦になりません。
本当に良い音を聴いているとそれだけでストレスが下がるので、集中力が途切れないんですね。
素晴らしい製品を作ってくれたVictorさんに感謝です。
・ずっと着けているとパットが当たっている部分の血行が悪くなり、痛くなる。
・夏場はムレる
という欠点もあるので、注意が必要です。
まとめ
20万円くらいの価値があってもおかしくない製品で、ロングセラーなのも頷けます。
木製のヘッドホンは2種類のラインナップがあります。
脳が溶けるほど、震えるほど良い音で聴いてみたい!という方は、ぜひご購入してください。
木製のイヤホンやヘッドホンの特徴として、個体によってはエージング(慣らし運転)をしないと音がこもってしまっていることがあるので、お気をつけください。
余談
Woodシリーズは世界でも高く評価されているので、Victorさんには木の振動板でできたスピーカーのラインナップを増やして欲しいですね。
現在でも販売はされていますが、小型のスピーカーばかりなので、ぜひ大きな口径の木製スピーカーを開発してもらいたいです。
木の振動板に類似しているのは、DALI製の「ウッドファイバーコーン」という、紙に木の繊維を混ぜ込んだスピーカーで、僕はこちらを使用しています。
こちらもかなり自然な音が出ますが、せっかくなら純粋な木の振動板でできたスピーカーを使いたいです。
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