プロジェクターに興味があるけど、実際どうなの?
控えめに言って、最高に最高です。
今回はプロジェクターを取り付けて、ホームシアターを完成させていきます。
部屋の間取りは10畳(横幅4.3メートル、縦幅3.5メートル)ですが、極力横幅いっぱいに投影できるように取り付けました。
取り付けが完了し、投影した際の様子です。
投影サイズは150インチ。圧巻の大画面、大迫力は、文字通りケタが違います。
プロジェクターと天吊り金具の準備
今回用意したプロジェクターはViewSonicのX10−4Kというプロジェクターです。
4K画質の投影が可能で、寿命の長いLED光源、スクリーンとの距離が短くても(通常の半分くらいの距離)大画面が投影できる短焦点モデルです。
日本の住宅事情にとてもマッチしたプロジェクターです。
※2022年11月現在、「X10−4K」は生産中止になり、後継機の「X11−4K」が発売されています。
大きな変更点として0.8倍の画面縮小が可能になり、調整が簡単になりました。
天井に吊り下げる形で設置するので、シアターハウスさんの「スパイダー2」という天吊り金具を別途購入しました。
補強板の準備
我が家の天井は石膏ボードでできているので、直接固定することができません。
そこで骨組みの木材部分に補強板を取り付けて、吊り下げができるようにしていきます。
白の天井に木材をそのまま取り付けてしまうとかなり目立つので、補強板を天井と同じ色の白で塗装します。
がっつり地面に塗料が付いてしまってますね!
塗装の際は段ボールなどを下に敷きましょう。
天井の下地探し
次に天井の下地を、下地チェッカーで探していきます。
骨組み部分を見つけたらマーキングし、補強板の取り付け位置を決めていきます。
石膏ボードには手応えなく刺さっていきますが、骨組み部分には針が奥まで刺さらずに途中で止まります。
補強板の取り付け
マーキングした位置を参考にしながら、投影したい画面サイズに合わせて補強板を取り付けていきます。
天井へのネジ止めは思ったより大変で、常に押さえてないと落ちてきてしまいます。
かといって両手が空いていないとネジ止めができないので、ぼっちの自分はやむなく頭で押し当てていました。
X10-4Kにはズーム機能が付いていないので、投影距離と投影サイズは固定されています。
プロジェクターの取り付け位置をずらすことでしか画面サイズの調整ができません。
天吊り金具、プロジェクターの取り付け
続いて、天吊り用の金具をプロジェクターに取り付けていきます。
赤丸で囲んだ部分にネジ穴があるので、そこに取り付けます。
パーツを組み合わせればプロジェクター本体側は完成です。
補強板にベースとなるマウントを取り付けていきます。
マウントにシャフトを取り付けます。
この位置から試しに投影してみたところ、少し近過ぎたため、若干スクリーンに余白ができてしまいました。
X10-4Kにはズーム機能が付いていないので、画面サイズを大きくするには取り付け位置を後ろにずらす必要があります。
この位置からなら、スクリーンいっぱいに投影することが可能でした。
大分アンバラスになってしまいましたが、骨組みの配置上どうしてもこうなってしまいます。
配線の処理
ケーブルをブラブラさせてしまうと見栄えが良くないので、スッキリさせるためにケーブルをモールに通していきます。
ケーブルのたるみを無くすために、余ったケーブルを送っていきます。
最後に、ケーブルが垂れ下がらないように天井に打ちつけて固定していきます。
ピンを打ち込んで固定します。
ホームシアター完成
ついに念願だった、超大画面ホームシアターが完成しました。
用途は映画に限らず、音楽、アニメ、ゲームなど、幅広いコンテンツで使える汎用性が高さも魅力です。
ライブ映像の視聴や、オープンワールド系のゲームをプレイしてみたいですね!
最適と言われる画面サイズより多少大きくても大丈夫
画面からの距離が3メートルくらいしか取れないので、この場合一般的に最適と言われている画面サイズは110インチ〜120インチくらいです。
せっかくなので可能な限り大きな画面でいったれ!と勢いで最大サイズを選択したのですが、150インチではさすがに大きすぎるかも…という心配もありました。
しかしその心配は全くの杞憂で、圧巻の大迫力。映画もアニメも、switchなどのゲームも超大画面で楽しむことができます。
自分や家族だけの貸し切り映画館です。
プロジェクターを導入する際は、可能な限り大きな画面にすることをお勧めします。
※流石にこれ以上大きくなると視界に画面が収まらならなくなってしまいます。
X10-4Kは非常にコスパが良く、他のメーカーでこの性能と価格の製品は出ていません。プロジェクターの購入をご検討の方に、自信を持っておすすめできます。
※2022年11月現在、「X10−4K」は生産中止になり、後継機の「X11−4K」が発売されました。
主に0.8倍の画面縮小が可能になり、取り付けやすくなりました。
プロジェクターの天吊りに必要な金具はこちら。
※この天吊り金具は、ほとんどの市販プロジェクターに対応しているので、半永久的に使えます。
取り付け時に使用する下地探しです。
コメント