自宅で映画やアニメを楽しむ際、もう少し音声に迫力があったらいいのになーと、感じたことはありませんか?
最近のテレビ、映像は綺麗になったけど音声がしょぼいなぁ…
音量を上げてもキンキンするだけで、よく聞き取れない
そんなお悩みを解決するためには、ホームシアターの導入をおすすめします。
ホームシアターといっても、簡易的なタイプとガッツリ目なタイプがあります。
どっちのタイプにしても、テレビやスマホの内蔵スピーカーでは勝負になりません。
しっかりとした音の出るスピーカーに変更することで、驚くほど迫力が増します。
今回は、ホームシアターを導入する際の主要なスピーカータイプを紹介したいと思います。
主要なタイプ2種類
①バータイプのスピーカーで省スペースのお手軽インスタントタイプ
②複数のスピーカーを使うリアルガチタイプ
以上2種類です。実にシンプルです。
それぞれの特徴やどんな人に向いているのかを解説していきたいと思います。
①バータイプのスピーカー(サウンドバー)によるホームシアター
こちらは、横長の形をした、コンパクトなサウンドバーと呼ばれるタイプのスピーカーです。
テレビの前などに置けるので場所を取らず、設置もとても簡単です。
家族の理解が得られなかったり、間取り的にスペースが確保できない、セッティングするのがめんどくさい!といった方に向いています。
音をビーム状に飛ばして壁や天井を反射させることで、反射した場所にスピーカーがあるっぽく再現する機能が付いている製品もあります。
この機能はあくまで擬似的な物なので、本物のスピーカーを取り付けているパターンと比べると、どうしても迫力に欠けてしまいます。
加えてバースピーカーだけだと、低い音を出す能力が弱いので、音声がスカスカになってしまいます。
サブウーハーという低い音を出す専用のスピーカーも合わせて用意するようにしましょう。
価格はピンキリで、大手メーカーでも1万円代で買える物もありますが、個人的には絶対におすすめできません。
サウンドバーを選ぶ際の注意点はこちら
②複数のスピーカーを配置するリアルガチタイプ
2つ目はオーソドックスなホームシアターのパターンで、基本的には5個以上のスピーカーと、サブウーハーをセッティングするパターンです。
映画館の音響システムを自宅にプチ再現するイメージです。
といっても、スピーカーやサブウーハー本体だけを買っても音は出せませんので、AVアンプという機材も別途必要です。
AVアンプの選び方はこちら
AVアンプとスピーカーを繋ぐ必要もあるので、セッティングに時間がかかったり、スピーカーの数が多いことでスペースも使うので家族からブーイングの嵐を受けやすかったりするという欠点があります。
しかし、実際にスピーカーが存在するので、バータイプのホームシアターよりも迫力のある音響効果が楽しめます。
アクションシーンなどでは縦横無尽に音が飛び交うので、ワクワクが止まりません。
日常的に自宅で映画館気分を味わいたい人におすすめです。
以上の2種類が、ホームシアターの主なタイプになります。
リビングと自室で使い分けてもOK
ちなみに僕自身は、自宅のリビングにはシアターバー、自分の部屋には複数のスピーカーを使ったホームシアターという二刀流です。
リビングは生活空間と直結しているので、レイアウト的にもスッキリするサウンドバーとの相性がとても良いです。
導入しやすいバータイプ、音響効果の高い複数スピーカータイプ、それぞれ特徴があるので導入をお考えの際は各家庭の環境に合わせて決めて頂けたらと思います。
映像コンテンツのコモディティ化
近年、動画配信サービスの普及によって、自宅で映画などを楽しめる機会が大幅に増えました。
その際の音声を強化することで、生活の質や満足度に、とても大きな影響があります。
今後は、その流れはさらに加速するでしょうし、5Gの普及から6Gに移行していくことで、より一層4K配信が当たり前になってくるのではないでしょうか。
最近の特徴として、綺麗な映像に音声が釣り合っておらず、逆にコンテンツの魅力を損なってしまっています。
現代においては、ホームシアターは必需品になりつつあります。
最近は映像技術の発達が目覚ましく、比較的大きな画面サイズの4Kテレビでも、液晶テレビならかなり購入しやすい価格になってきています(有機ELテレビは相変わらず高い)。
ブラウン管テレビだった頃と比べても、家庭内のテレビ画面はかなり大型化しているのではないでしょうか。
イケイケな映像面と比べて、音声は置いてけぼり
テレビの画面は大きくなって画質も綺麗になっても、内蔵されているスピーカーは貧弱なままです。
映像と音声のギャップがかなり広がってしまい、音声が映像に負けてしまっています。
映像に見合った音声を出せる環境にするためには、別でスピーカーを用意する以外に方法はありません。
といっても、どれを選べばいいか分からない!といった方もいらっしゃると思います。
コメント